【レビュー】RX10M3を持ってお散歩スナップ [撮影機材]
ZEISS バリオ・ゾナー T* 24mm-600mm F2.4-4.0の明るい大口径高倍率ズームレンズを搭載したRX10M3を持って八ヶ岳南麓を歩いてみた。生画像をお見せ出来ないのは残念だが雰囲気は十分伝わると思う。ぜひ1枚1枚クリックして見て頂ければと思う。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO2500 焦点距離:換算600mm 露光量:1/250(f4.0)
薄暗い中ISO Autoで2500まで上がったが、複雑な一本一本の葉脈、瑞々しい質感を再現してくれた。背景のボケも美しい。これは本当に2500なのだろうかと思うほどノイズ処理が素晴らしい。特に意図がない限りISOの設定はオートで良さそうだ。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO1000 焦点距離:換算245mm 露光量:1/250(f4.0)
ショベル、ガーデンサイン等無機質な被写体の表現も悪くない。錆、塗装の剥がれを素晴らしい解像感で表現してくれた。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO100 焦点距離:換算600mm 露光量:1/250(f4.0)
キョキョキョと特徴的な鳴き声と共に近くに姿を現してくれたアカゲラ。とっさにレンズを向けファインダーを覗きピントを合わせシャッターを切ったがAFも迷うことなく素早く合掌し短いシャッターチャンスに答えてくれた。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO100 焦点距離:換算600mm 露光量:1/250(f4.0)
田舎の無人駅。望遠圧縮効果で面白い絵が撮れた。広角24mmから望遠600mmまでこれ一台であらゆるシチュエーションに答えてくれる一台だ。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO125 焦点距離:換算484mm 露光量:1/250(f4.0)
スズメが目の前に止まった。巣材だろうか?何かを咥えている。忙しく動き回る小鳥を捉える事は難しいが見やすいEVFのおかげで素早くファインダーに捉える事ができた。OVFの自然な感じとはまた違うが十分高精細なファインダーはとても見やすく素早い被写体導入の力になってくれるだろう。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO100 焦点距離:換算207mm 露光量:1/500(f4.0)
道端に群生していたマツバギク。デジカメが苦手とする赤や紫色の表現もこの通り。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO100 焦点距離:換算24mm 露光量:1/500(f4.0)
朝の森の雰囲気を逆光気味に撮ってみたが木々の間から森の中に降り注ぐ光を捉える事が出来た。森の中での撮影ではよくあるシチュエーションだが妙なハレーションも出ず素晴らしい描写力だ。
カメラ:DSC-RX10M3 感度:ISO500 焦点距離:換算600mm 露光量:1/250(f4.0)
迂闊に近づけない状況だが昆虫を気軽にテレマクロ出来る軽量コンパクトな600mmの恩恵を受ける1枚だ。この時は蝶が庭に飛んでいたので追ってたらカラマツの木に止まったところを撮ったのだがこの蝶は自分が保護色となる木を知って止まっているのだろうか。
さて、週末2日間シャッターを押しまくったが素晴らしいレスポンスと描写力に脱帽の2日間だった。とにかく24-600mmを1kgそこそこで携帯できるフットワークの軽さは感動もので特に野鳥撮影でのレスポンスは素晴らしいの一言だ。見易いファインダー、暗めの場所でも合掌するAF、今までこの手のカメラは何台か試してきたが私の経験値の中では間違いなくベストと呼べるものだ。もちろんトータルで見た場合一眼の方に軍配が上がるが600mmF4クラスのレンズを15万超で買えると考えたら多少値は張るが十分購入対象となり得る一台ではないだろうか。最近重いシステムを持って歩き回るのが嫌になってきていたところにこのカメラが発売となり実際手にしてますますゴーヨンが防湿庫の肥やしになりそうだ。。。
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タグ:DSC-RX10M3 八ヶ岳南麓
2016-05-29 16:41
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