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キビタキの森 [野鳥撮影マナー]

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カメラ:Canon G16 

キビタキの森♪
勝手に呼んでるだけなんですけどね(笑)この季節ここにキビタキが必ず居る。そんな森です。

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カメラ:7D レンズ:EF 500mm f4L IS II USM
感度:ISO800 焦点距離:500mm(800mm) 露光量:1/160(f4.0)

はい、さっそく正面からいただきました!

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カメラ:7D レンズ:EF 500mm f4L IS II USM
感度:ISO800 焦点距離:500mm(800mm) 露光量:1/1250(f4.0)

横からも一枚!

あいかわず綺麗な鳥さんですね。

さて、最近森の中は夏鳥さんの鳴き声が多くなってきました。また多くの鳥さんにとって営巣の季節となり賑やかさが増してきます。あちこちのブログを拝見しても夏鳥報告が多くなってきて嬉しい今日この頃ですが残念な記事もぽつりぽつり拝見します。察している方も多いかと思いますが営巣関係の記事ですね。営巣中の巣を堂々とアップしたり巣前で餌をあげている写真、長時間粘って撮ったと言わんばかりの写真を見るとガッカリします。この時期特有の風物詩みたいなものですが。。。

野鳥は警戒心が強いのはご存知かと思いますが営巣中は更に警戒心が増します。人が長時間居座る事により親鳥が受けるストレスは相当なもので営巣放棄などの報告もよく見受けられます。又カメラマン同士の横の情報網も相当なものであっという間に人だかりになって拍車を掛けます。。。ちゃんと巣立ったからいい?それは偶々かもしれません。決定的瞬間を見てもらいたい気持ちも分かりますが、せめてアップする時期をずらすとかの配慮は必要でしょう。決定的瞬間が最悪の瞬間にならないようにカメラマンがすべき事はたくさんあるのです。 :-(

という事で最後にお約束のリンクをひとつ

日本野鳥の会 フィールドマナー
http://www.birdfan.net/bw/manner/pict.html
野鳥観察・撮影マナーを考える
http://sun.gmobb.jp/wbsj-osaka/manners.pdf

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野鳥にやさしい撮影を [野鳥撮影マナー]

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眼を傷めてから長い間野鳥撮影から遠ざかっていましたが復帰したあと度々聞く単語があります。
「餌付け」です。もちろん私の撮影仲間はそのような事はしていませんが、探鳥中、通りすがりの同業者からどこどこのフィールドではとか「餌付け」に関する単語を耳にする事があり、復帰してから短期間で何回か耳にしている事から以前より多くなった印象です。野鳥撮影人口が増えているのでしょうか。みなさんの周りではどうでしょうか?

さて、度々ブログでも書いていますが、私は餌付け撮影はどんな理由があろうともNO!です。
野鳥に餌を与える事により自力で餌を取る能力が低下する懸念があり、そうなった野鳥の末路は想像に難くありません。又、営巣や縄張りをもう少し大きな括りで言うとその場所の生態系を変えてしまう恐れのある行為と言えます。中には保護の観点から有用な餌付けもありすが、私のNO!と言っているのは撮影を目的とした餌付けです。何年か前に巣立ち後しばらく経ったチョウゲンボウが並んでいると言うので見に行った時の事、明らかに不自然な倒木に幼鳥が来ていました。良く見るとスーパーの肉が打ち付けてありました。絶句です。こりゃあ並ぶなと言われても並びますわ。と思いました。あの幼鳥はちゃんと狩が出来るようになったのだろうか?心配でなりません。

もうひとつ少し前の話になりますが迷鳥を撮りに行った事があります。見事に餌付けされていました。
このような渡り鳥に餌付けを行うと、本来行くべき渡来地に行こうとしてもタイミングを逸する可能性があります。又、迷鳥は全国から驚くほどの人が集まって来ますがしばらくすると熱が覚め賑わっていたフィールドは一気に閑散とします。餌付けもされなくなりしかるべきタイミングで渡来地に行けなくなってしまった野鳥の末路はどうなるのでしょうかね。私も撮影した立場として恥ずかしい限りですが、それ以来予め餌付けが行われていると情報のあるフィールドには行かないよう心がけています。

あと普段から実践している事は撮影技術の向上です。数少ないチャンスを物に(撮影)出来る技術があればひとつのフィールドに留まる時間を短縮する事が出来るからです。もちろん全ての撮影でとは言いませんが、少なくとも営巣期間中の撮影は短時間での撤収を心がけたいものです。

「野鳥にやさしい撮影」を心がけたいですね。


最後に良く撮影に行く神奈川県の「日本野鳥の会神奈川支部」の探鳥マナーのページをご紹介しておきます。
もし良ければご一読ください。

マナーの低下が鳥たちを追いつめている
http://kanagawasib1.blogspot.jp/2012/12/blog-post_8311.html

このエントリーが少しでも多くの人の目に触れ楽しい野鳥撮影(観察)の一助になる事を願ってやみません。:-)

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チョウゲンボウ 幼鳥 [野鳥撮影マナー]

こんにちは、ご無沙汰しちゃいました。
仕事多忙の為、アップはおろか皆様のブログへのご訪問も出来ず申し訳ございません。

と言う事で今日は息抜きに、地元のチョウゲンボウを見に行って来たのです。。。が。。。

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カメラ:7D レンズ:EF 400mm f5.6L USM
感度:ISO800 焦点距離:400mm(640mm) 露光量:1/8000(f5.6)

フィールドに着いて10分程で飛来してきました!今年巣立った幼鳥です。元気に巣立ってくれて嬉しい! :-D

ところが。。。


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カメラ:7D レンズ:EF 400mm f5.6L USM
感度:ISO800 焦点距離:400mm(640mm) 露光量:1/1250(f5.6)

数回旋回し降りて来ましたが何か違和感が。。。
画像見てピンと来た方もいらっしゃるでしょう。枝の上にいかにも不自然なお肉が!そう、餌付けです。この画像外に2カ所等間隔で計3カ所置いてありました。以前来た時はこの倒木もなかったような。もう激しくがっかりですね。幼鳥の時分から餌付けによる採食を覚えると自分で獲物を狩る能力が落ち、生存能力が著しく低下してしまいます。そもそも撮影を目的とした餌付けは絶対にやってはいけない事です。2週間程前には4羽程の幼鳥が枝に並んだとか。なるほどね。。

速攻撤退。せっかくの休日が台無しだ。。。

日本野鳥の会:フィールドマナー
http://www.birdfan.net/bw/manner/
日本鳥類保護連盟:野鳥撮影のマナーについて
http://www.jspb.org/mametisiki/manner.html

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枝止まりなカワセミ [野鳥撮影マナー]

今日は成鳥雄なカワちゃんです。7Dの色乗りの良さと相まって鮮やかなカワちゃんになったね。

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カメラ:7D レンズ:EF 400mm f5.6L USM
感度:ISO3200 焦点距離:400mm(640mm) 露光量:1/500(f5.6)

さて、最近私の通うフィールドでカワセミ用のお立ち台が増えてきた。(写真のフィールドとは関係ありません)
その所為か昔に比べると自然の枝に止まるカットが少なくなったよ。と言う事でこういう枝止まりのカワセミが貴重なカットになりつつある今日この頃です。お立ち台で大きく写ったカワちゃんもいいのだけれども、私はやっぱり小さくても自然の枝に止まっているカワちゃんの方が好きかな〜。 :-D

話は変わるけど、ちょっと前にとあるカワセミフィールドでザルを使ったヤラセ撮影現場に遭遇したよ。見た瞬間条件反射的にその場を後にしたけど、カワセミを傷つけてしまう(ザルに引っかかる)恐れがあるのに、そこまでしていいカットを撮りたいのかな?まったく理解出来ない。ヤラセの線引きは難しいけど少なくとも野鳥を傷つける恐れのある行為はNGだよね。一回やっちゃうと麻薬みたいなもので辞められないんだろうね。。。

もう一つ、これは大分前の話なんだけど、マイフィールドでカワセミの出待ち中普段見掛けないカメラマン2人が来たのですが、フィールドを一瞥して、「なんだここザル置いてないよ、意味ないじゃん」だって。。。絶句しましたね。その2人はすぐ何処かへ去って行きましたが普段からザルを置いての撮影が日常となって、待つ事が出来なくなってるんだろうね。唖然ですよ。皆さんの周りではどうですかね?


最後にヤラセ撮影に関して興味を持った方なら一度は見た事があるであろうサイトを貼っておきます。
多くの方にご一読いただきたいサイトです。 :-)

餌付け・ヤラセ問題について
http://www.birdimages.jp/essay/ezuke.html

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タグ:カワセミ 7D

カワセミ撮りにまつわるアレコレ [野鳥撮影マナー]

カワセミ撮りをしていると、いろいろな方とお話する機会があります。
よく聞くのがカメラマンのマナーの話。
ある所では、最初に来ていた人に対して後から来た人が「そこは俺の場所だ!どけ!」と言って言い争いになったと言う話を聞きました。びっくりですね。

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(画像と本文の関連性はありません)

あと撮影場所で、目にするのが空き缶が池の中に落ちてたり、ゴミを置きっぱなしにしていたり、タバコの吸い殻が落ちていたり。。。そういうの見る度、拾って持ち帰りますが、何とかならんもんかと。

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カメラ:E-3 レンズ:ZD ED150mm F2.0 + EC20
感度:ISO800  焦点距離:300mm(600mm) 露光量:1/400(f4.0)

カワセミの寿命は平均2〜3年と言われてます。決して長くない寿命です。特に私たちカメラマンは目的が明確なのですから意識して極力カワセミに(限らずですが)ストレスを与えない行動を心がけるべきだと思うのです•••
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